静岡県産業振興財団フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションセンターでは、令和元年度からスタートした「健康食イノベーション推進事業」の県内全域への周知と同事業で設置する「健康・食フォーラム」への参画企業を募るため、食品関係・研究機関関係者等を対象とした地域セミナーを「三島」「浜松」会場で実施します。

【セミナー詳細】

日時・会場

【東部】令和2年11月25日(水)14時00分~16時00分
            三島商工会議所 1階 TMOホール(三島市一番町2-29)
【西部】令和2年11月27日(金)14時00分~16時00分
            アクトシティ浜松 コングレスセンター43+44会議室(浜松市中区板屋町111-1)

参加費 無料

内容

(1)公益財団法人 静岡県産業振興財団の取組紹介
     「健康食の需要創造と販路開拓」
     公益財団法人 静岡県産業振興財団フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションセンター センター長 望月 誠

(2)静岡県立大学の取組紹介
     「リビングラボによる健康・食の『見える化』の推進」
     【東部】静岡県立大学 教育研究推進部参事兼地域・産学連携推進室長 澤井 亨
     【西部】静岡県立大学 副学長 合田 敏尚

(3)講演
     【東部】「日本の食の課題とEBN(evidence based nutrition)」
                    日本大学短期大学部 食物栄養学科・専攻科食物栄養専攻 教授 髙橋 敦彦 氏
     【西部】「超・栄養へのトランスフォーメーションとヘルスケア」
                    国立大学法人 浜松医科大学 医学部 医学科 健康社会医学講座 准教授 中村 美詠子 氏

イベント詳細/お申込み方法

こちらのチラシ及び申込書をご参照の上、FAXまたはメールにて下記申込先までお申し込みください。
【締切11月20日(金)】

問い合わせ・申込先

(公財)静岡県産業振興財団 フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションセンター
TEL 054-254-4513 FAX:054-253-0019 メール:newfoods@ric-shizuoka.or.jp

講師略歴・講演概要

【東部】 日本大学短期大学部 食物栄養学科・専攻科食物栄養専攻 教授 髙橋 敦彦 氏
○講師略歴

日本大学医学部卒業、聖路加国際病院内科、駿河台日本大学病院循環器科、日本大学健診センターを経て現職。高血圧を中心とした生活習慣病の予防、診療から栄養学の重要性を強く認識して栄養士養成施設の教壇に立っている。2018年に製菓衛生師を取得し、健康に良く美味しいスイーツ作りを学生とともに模索している。2020年2月には「予防で築く健康長寿社会 - 食・栄養と総合健診 -」をテーマとし、日本総合健診医学会第48回大会大会長を務めた。総合内科専門医、循環器専門医、人間ドック健診専門医、高血圧専門医。

○講演概要

食と栄養は、生命を維持し、人々が健康で幸福な生活を送るために欠くべからざる営みである。肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症、虚血性心疾患、脳卒中、一部のがん(大腸がん、乳がん、胃がん)、骨粗鬆症などの生活習慣病は食・栄養との関連が深いとされる。飽食による健康障害がある一方、高齢者の低栄養傾向の者が多いことや2050歳代の女性にやせの者が多いことが最近の国民健康栄養調査から明らかになっている。講演の後半では食と栄養を科学的にとらえるEBNevidence based nutrition; 根拠に基づいた栄養学)について皆様とともに考えたい。

【西部】 国立大学法人 浜松医科大学 医学部 医学科 健康社会医学講座 准教授 中村 美詠子 氏
○講師略歴

家政学部で食物学を学び、家庭科教員免許を取得後、医学部へ。浜松医科大学助手、国立長寿医療センター栄養疫学研究室長、浜松大学健康栄養学科教授を経て、現職。生活習慣病やメンタルヘルスと栄養に関する疫学研究に従事。「三ヶ日町研究」では旧三ヶ日町、農研機構とともに、うんしゅうみかんに多く含まれるβクリプトキサンチンと骨密度、動脈硬化、糖尿病等との関連を解明。嘱託産業医・労働衛生コンサルタントとして、企業における健康増進に取り組んでいる。栄養学雑誌編集委員長、社会医学系専門医、産業衛生専門医。

○講演概要

野菜、果物、大豆、穀物などの植物は、糖質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル等の栄養素(欠乏すると生命を維持できない物質)の他に、食物繊維やファイトケミカル(植物に含まれる化学成分の総称)を含んでいます。ファイトケミカルは、様々な生理活性を持っており、ヘルスケアへの活用が期待されます。しかし、植物から特定の成分を抽出して、その成分のみを摂取する形では、植物の恵みを十分に生かすことはできないでしょう。新しい活用法を模索したいと思います。