静岡県では、近年世界的に注目を集める「フードテック・ヘルステック」を活用した新たな事業創出に向け、県内事業者様の取組を支援する施策を、今年度から新たに展開します。

具体的には下記3つのテーマにおいて、支援対象となる事業者様を3者程度選定し、事業計画の作成や、事業展開に必要な県内外の企業とのマッチングを支援していく予定です。この支援対象事業者様を決定するための基礎資料とするため、今回、フードテック・ヘルステックに関する皆様のニーズやアイデアを把握したいと考えております。

広くこの3つのテーマに資するようなアイデアをお持ちの事業者様は、是非このアンケートにお答えください。なお、お答えいただいた皆様には、必要に応じ改めて詳細なヒアリングを実施させていただく予定です。

(注1)フードテック及びヘルステックの事業領域は、食料不足に対応する陸上養殖や代替タンパク、健康課題に対応するウェアラブルデバイスやアプリなど多岐に渡りますが、本県では「食やヘルスケアに関する様々な社会課題を解決する新しい技術」と捉えています。
(注2)本アンケ-トに御記入いただいた情報は、令和5年度静岡県フードテック・ヘルステックビジネス創出支援業務委託を実施するための基礎資料として、同業務を受託する支援事業者及び(公財)静岡県産業振興財団に提供されます。

○事業名 令和5年度静岡県フードテック・ヘルステックビジネス創出支援業務

○支援対象とするテーマ(予定)
(考え方)公益性の高さを重視し、静岡発『未来の食・サービス』としての発信を目指す。

サステナブルな
仕組・製品づくり
食の持続可能なサプライチェーンの構築を含めた、製品開発の
ビジネスモデルを創出する。(例)未利用食材の効率的な加工・製品化(乾燥化、粉末化等)
未利用食材の効率的な集荷・配送システム
災害時にも活用
できる健康食開発
『“防災先進県”静岡』発として発信できるような、長期保存ができかつ健康に資する食品を開発する。

(例)平常時にも食べられるフェーズフリー食品
被災者の健康・精神状態を考慮した機能性災害食

地域課題解決に
向けたヘルスケア
ビジネス開発
デジタル技術等を活用して、地域課題の解決につながるヘルスケア製品・サービスを自治体と連携して開発する。

(例)食生活を改善し、野菜摂取量を増やすサービス
1日8千歩以上歩くことを促すサービス
睡眠改善による生産性向上やメンタルヘルス対策サービス

○事業スケジュール(予定)

~5月中旬 本アンケート等により支援対象とする事業者の候補をリストアップ
6月~8月 支援事業者(又は産業振興財団)による個別ヒアリング
8月末頃 審査の上、支援対象とする事業者(アイデア)を3者程度選定
~年度末 事業計画作成、県内外の企業とのマッチング等の支援

⇒アイデアの実現に向けた協業成立

○本事業に関するお問い合わせ先
静岡県経済産業部産業革新局新産業集積課 阿賀
Mail: takumi1_aga@pref.shizuoka.lg.jp Tel: 090-3332-6759(直通)

○県からのアンケート集計の依頼先
(公財)静岡県産業振興財団フーズ・ヘルスケア オープンイノベーションセンター

 

アンケートの回答は、こちらからお願いします。
https://tayori.com/f/foodtech2023/
○回答期限:5月19日(金)